GUM02_PH03033

これは中小企業診断士の試験に限ったことではないのですが、本気で合格を目指すのであれば、最初に”数値目標”を立てることが非常に重要となります。

資格は「合格が目標」なことに変わりありませんが、計測できなければ、どのようにして合格に近づいていることが分かるのでしょうか。

とにかく毎日頑張る!というような根性論もいいでしょう。それで、合格する人だっているでしょう。

しかし、それだけでサラリーマンが、毎日勉強を続けられますか?

答えは、NOです。

資格の勉強を始めるに当たって大事なことは、合格の目安となる勉強時間を最初に決めることです。

中小企業診断士試験に合格するためには、1次試験:1,000時間、2次試験:300時間、合わせて1,300時間程度の勉強時間が必要だと言われています。

勿論、学習能力や効率性の問題がありますから、勉強時間には個人差はあるでしょうが、まずはザックリと1,300時間の勉強時間という目標ができることが重要です。

最初に1,300時間という目標ができれば、あとは算数です。これを期間で割ります。例えば、1年間で合格を目指すのであれば、52週ですから、1週間で約25時間になります。つまり、1日3.6時間です。

この「1日3.6時間」が無理だというのであれば、期間を延ばし、1年半や2年という期間を設定することになります。

毎日何をどれだけやるのかを決める

1日3.6時間という勉強時間が決まれば、科目毎の勉強時間の振り分けと、科目に費やす期間も明確になります。

そうすると今度は、どのようにして1日3.6時間を捻出するのかという課題が出ます。

この課題を解決するために、スキマ時間の活用をしたり、仕事を部下や後輩に振り分けて(笑)仕事の時間を減らすという方法を考えることになります。

このようにして、捻出した時間をひたすら勉強に充てます。

事前に、何をどのように、何時間やるか、つまり5W1Hが決まっているので、迷うことはありません。

僕は、勉強が続かない理由の多くは、その日の気分で勉強する科目を決めたり、勉強時間を自分の仕事や環境、習慣に合わせてしまうことだと思っています。

これとは逆に、勉強時間を確保するために、自分の仕事や環境を変えるということが重要なのです。

例えば、通勤時間です。通勤電車は混んでいて勉強どころではないと思う方がいるかもしれませんが、それは毎日の習慣をそのまま継続しようとするからなのです。

僕の場合は、勉強時間を確保するために、始発電車に乗ることにしました。これによって、電車内で勉強することもできましたし、勤務先の最寄り駅に着いた後も、始業時間までの時間を勉強時間に充てることができました。

このようにして、勉強時間から逆算することによって、習慣を見直すことにもつながるのです。

考えてもみて下さい。朝に2時間勉強をすれば、残りはたかだか映画1本分の1.6時間です。集中すれば直ぐに経ってしまいます。仕事が終わった後に、何時間も勉強しようと思うから辛くなってしまうのです。

スケジュール化するメリットは沢山ある

このようにして、勉強時間を予め決めておくことによるメリットはこれだけに留まりません。

まず、毎日達成感があります。1日3.6時間を達成してしまえば、もう勉強をしなくていいのです。ああ、よくやったな、思って寝てしまえばいい話です。

僕も、エクセルシートで毎日の進捗状況を管理していましたが、毎日の進捗度が目に見えて分かると、達成感とともにやる気も湧いてくるものです。

また、1日3.6時間を達成できなくても、1習慣で25時間を達成できれば良いとも言えますので、最悪の場合は、土日の勉強時間を増やすことで対処できます。逆に、1日5時間くらいの勉強をしたのであれば、日曜日は完全OFFということもできます。

サラリーマンにとって、基本的に土日は休むものです。土日にたっぷり勉強しようと思うから辛くなるのです。OFFが全く無い状態では、心身ともに疲れきってしまうのは自明の理です。

まとめ

以上、つらつらと書いてきましたが、僕が言いたいのは、最終的な勉強時間を目標として定めて、それを毎週、毎日の行動目標にブレイクダウンして下さいということです。このようにして、初めて勉強のスケジュール化ができると言っても過言ではありません。